2014年9月10日水曜日

フランキンセンスのみつろうクリームをつくる。フランキンセンス精油、ベンゾイン精油、スイートアーモンド油、アプリコットカーネル油、みつろうをつかう。

フランキンセンス(乳香)の樹脂とともに

夏も終わりである最近では、何気なく嗅いだフランキンセンス精油がよい香りに感じました。ちょうどクリームも作らなければならなくなりましたので、今回は、フランキンセンス精油をつかってクリームをつくります。

フランキンセンス(乳香)は、オリバナムともよばれるニュウコウジュで3〜7mの低木です。樹脂を水蒸気蒸留すると精油になり、中近東や北アフリカ原産の乳香樹は、ソマリアやエチオピア、南アラビア、中国において栽培され、歴史のあけぼのから、香の成分としてもっとも重要だったなどとスピリットとアロマテラピー/ガブリエル・モージェイ著に記載されています。

フランキンセンス精油には、特に神経系に重要な作用があり、リラックスさせて活力を与える力は、神経系の緊張と貧困の両方に効果的などと上記の書に記載されています。


フランキンセンスのみつろうクリーム(ボディー用約50ml容器)
材料  みつろう6g、スイートアーモンド油20ml、アプリコットカーネル油20ml、フランキンセンス精油8滴、ベンゾイン精油2滴。


エッセンシャルウォーマーの上部にはかったみつろうと植物油を入れます。

みつろうはミツバチから分泌されるロウで、抗菌作用、保湿作用などをもち、クリームなどの固さを調節するため植物油と混ぜて使用される場合があり(参考アロマテラピー用語辞典)アプリコット油とスイートアーモンド油はどちらも保湿作用と柔軟作用などがあります(参考植物オイル・ハンドブック)


キャンドルに火をつけて、エッセンシャルウォーマーの上部を置きみつろうが溶けるまで
そのままにします。

今回のみつろうは、精製したものです。エッセンシャルウォーマーはみつろうをとかす時につかう道具です。


みつろうが溶けたらクリーム容器に注ぎ、竹串でよくかき混ぜます。

みつろうクリームをつかう時期がまたやってきました。


粗熱がとれたら精油を加えてかき混ぜて固まったら出来上がりです。

今回は、フランキンセンス精油の他にベンゾイン(安息香)精油を加えてみました。熱帯の高木アンソクコウノキの樹脂から溶剤抽出法で採取され、心理面においては鎮静作用の精油と考えられていて、また安息香のハンドクリームは湿度の高い寒冷の気候からしっかりと手をまもります(参考スピリットとアロマテラピー)


使用してみたところ、フランキンセンス精油の香りがやさしく感じました。夜に寝る前に使用するのもよいと思いました。

肌にはしっとり感もありました。これからますます活用する機会が多いみつろうクリームですが、これからはまたいろいろと試していきます。







0 件のコメント:

コメントを投稿